吉野川の奇跡を食卓へ。2人の情熱が仕掛ける、 徳島・最高峰「すじ青のり」の新しい未来。

2026-08-12

 

「これ、本当に青のり…?」

ひと口食べれば、今までの常識がガラリと覆る。そんな圧倒的な香りと旨みを持つ最高級食材が、私たちの地元・徳島にあります。

今回は、共通の知り合いをきっかけに出会ってわずか1年、お互いの志に惚れ込み、二人三脚で日本の一次産業に新しい風を吹き込んでいる株式会社SETTENCE(セッテンス)の川野 功人社長と、

別所水産の別所洋司代表理事組合長にお話を伺いました。真冬の寒風が吹き荒れる吉野川の河口で、彼らが守り、育み、届ける「すじ青のり」の熱いストーリーをお届けします。

 

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全国シェア7割の誇り、だけど…「知られていない」という課題

 

徳島が誇る吉野川産の「すじ青のり」は、実は全国シェアの約7割を占めると言われる一大ブランド。しかし、地元徳島での認知度は決して高いとは言えず、

その魅力が十分に伝わりきっていないのが現状です。

「いいものは多い。だからこそ、“そこから”が大切なんです」と二人は語ります。

徳島の人に価値を知ってもらい、愛されるまでには少し時間がかかるかもしれない。けれど、本物だからこそ、一度伝われば一気に広がっていく。

そんな可能性を信じて、二人の挑戦は始まりました。

 

7.仕上げ(乾燥した海苔を製品に仕上げる作業)8.jpg

「あおさ」とは別格。吉野川の汽水域が育む、自然採苗による養殖

一般的な「あおさ」が平らな葉のような形をしているのに対し、すじ青のりは細い筒状の繊細な青藻。水質の変化に敏感で、吉野川のように淡水と海水が混ざり合う汽水域の環境が、その香りと品質を支えています。

特徴的なのは、その育ち方。人工的に種をまくのではなく、自然の胞子が網に付着する「自然採苗」による養殖です。自然の力と、熟練の漁師が見極める網の張り方。

その掛け算によって、色鮮やかで芳醇な香りのすじ青のりが育ちます。株式会社SETTENCEでは、その中でも香り・色・葉質にこだわって厳選したすじ青のりを商品化しています。

 

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 「採ってからが本当の勝負」職人が見せる徹底したこだわり

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シーズン中ともなれば、早朝5時の船出による収穫から、その後の工場での深夜に及ぶ加工・管理まで、実に「朝5時から夜9時まで」、

片時も手を休めることなく極上の青のりと向き合い続けます。

しかし過酷な収穫は、実はほんの一部。

「すじ青のりは、採ってからが長い。でも、しんどくはないんです」と別所さんは言います。

 

 

すじ青のりの商品ができるまで

網の事前準備(シーズン前) 異物混入を防ぐため、1枚18mある網を1,200枚以上、すべて手作業で樹脂コーティングします。(浮きは別所さんの好きなピンク色に)

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②吉野川の河口にてすじ青のりを収穫

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③叩き 網からのりを剥がします。

1.叩き(網から海苔を剥がす作業)1.jpg1.叩き(網から海苔を剥がす作業)3.jpg

 

④洗い のりを洗浄機にかけて入念に洗う

2.洗い(海苔の洗浄作業)2.jpgDSC_0166.JPG

 

⑤乾燥  洗ったのりをほぐしてセイロに並べ、50℃の温風で5時間、さらに20℃の冷風で3時間かけてじっくり乾燥させます。

6.乾燥(海苔を乾燥機にかける作業)2.jpg6.乾燥(海苔を乾燥機にかける作業)6.jpg5.並べ(海苔をセイロに並べる作業)4.jpg

 

⑥仕上げ 最後は従業員総出で、人の目と手を使って乾燥状態や品質を1枚ずつチェックします。

7.仕上げ(乾燥した海苔を製品に仕上げる作業)6.jpg

 

⑦清掃 網やカゴ、機械を入念に洗います。

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生産者の技を、食卓に届く商品へ。SETTENCEが担う最後のひと手間。

別所水産が育て、仕上げたすじ青のりを、SETTENCEではさらに「商品として届けるための品質基準」で見極めます。香り・色・葉質を確認しながら、

商品に適した原料を選び、人の目と手で異物確認や選別、トリミングを行います。すじ青のりは、とても繊細な海藻だからこそ、収穫後の扱い方ひとつで香りや色の印象が変わります。

SETTENCEでは、鮮やかな緑と豊かな香りをできるだけ良い状態で届ける為、乾燥後の原料を低温で管理し、必要な分だけ丁寧に袋詰めしています。

ただ、仕入れるのではなく、生産者の技術と想いを、日々の食卓で使いやすい商品として届けること。それが、SETTENCEが大切にしている役割です。

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価値が伝わる流通を作る。hitotomi projectの想い

この一切の妥協がない職人技に惚れ込んだ川野社長は、漁師が誇りを持って次の収穫に挑める環境を作るため、持続可能な流通の仕組み「hitotomi project」を立ち上げました。

生産者を単なる仕入れ先としてではなく、対等なパートナーとして捉え、価値に見合った取引と商品づくりを通じて、徳島の一次産業の未来を共に支えています。

食材の価値が正しく伝われば、生産者の未来も、料理人の表現も、食べる人も感動も変わる。  hitotomi projectは、その循環を徳島からつくります。

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和食だけじゃない。パスタ、ポテト、チーズにも広がる香りの提案

すじ青のりは美味しいだけでなく、鉄分を豊富に含む海藻素材としても知られます。比較資料によっては、鉄分がほうれん草の約30倍以上と紹介されることもあります。

お味噌汁やお好み焼きといった定番はもちろんですが、川野社長のおすすめは、パスタやポテト料理、チーズ料理の仕上げに使うこと。

クリームパスタやボンゴレ、じゃがバター、フライドポテトにひとつまみ加えるだけで、

香りが立ち上がり、いつもの一皿がぐっと贅沢に変わります。徳島名物の「半田そうめん」との相性もよく、和食だけにとどまらない使い方が広がっています。

ちなみに、試作から生まれた「すじ青のりジェラート」は、甘みと磯の香りが重なる新しい一品。

すじ青のりの可能性は、料理の仕上げだけでなく、地域事業とのコラボ商品にも繋がっています。

 

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TAG STORE イオンモール徳島店・オートモール徳島店・論田店にて販売決定!

店頭で匂いをかいだお客様が、思わずまとめ買いしていくほどの圧倒的な香り。

普段の料理に「かけるだけ」「混ぜるだけ」で、いつもの食卓がパッと贅沢に変わる、

株式会社SETTENCEと別所水産の想いが重なって生まれた徳島県吉野川産すじ青のりを、

本日8/14㈮よりTAG STOREにて取り扱うことになりました!みなさまのお越しを、心よりお待ちしております!

 

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