「一見、バラバラ」が繋がる場所。徳島のサイクルコーヒーが、コーヒーの枠を超えて生み出す“新しい循環(サイクル)”
「コーヒー屋、クルマ屋、消防・防災用品販売」
一見、繋がりのないように思えるこれらの仕事を1つに繋げ、新しい循環を生み出したい。そんな店主・福岡さんの想いから名付けられたのが、
徳島市・新浜町にある「cyclecoffee(サイクルコーヒー)」です。(大の自転車好きですが、名前はたまたまとのこと!)
レッドオーシャンと言われるコーヒー界で、独自の「ブルーオーシャン」を切り拓くお店のストーリーをお届けします。

実店舗の誕生と、徳島では味わえない「ここだけ」の1杯
これまでは阿波おどり会館やイベント出店(夏の人気はアイスコーヒー!)が中心でしたが、「ゆっくり豆を選びたい」という声に応え、実店舗が誕生しました。
カウンターに並ぶのは、東京・横浜・神戸から仕入れた徳島では珍しい豆ばかり。「あえて定番のブラジルやコロンビアは置いていません。
また、誰が決めたわけでもない「それぞれの好みの味を楽しんでほしい」という想いから、お店としてのオススメは作らないのがこだわりです。

国境を越えた徳島伝統のおもてなし
主要拠点である阿波おどり会館では、阿波踊り以外の徳島の楽しみかたを提供しています。
西洋圏の観光客向けに、オーガニックコーヒーや、Fior di farina(阿波市)のオーガニックのパンを販売。コーヒーが飲めない観光客には、有機紅茶や阿波晩茶、徳島産クラフトコーラなど、国内外問わず喜ばれる工夫を凝らしています。
さらに、福岡さんはお遍路さんへの“おもてなし”も続けており、これまで100人以上に、納札1枚と引き換えにコーヒーを提供してきました。
「出会うのは一生に一度、これが最後かもしれない。だからこそ徳島の良い思い出を持ち帰ってほしい」
この一期一会の想いはしっかりと届き、後日お遍路さんから感謝の手紙や電話が届くほど。彼らが地元に帰り、「徳島に素敵なコーヒー屋があったよ、と話してくれる。そんな温かい循環が生まれてくれたら」と話す福岡さん。

「行政×民間×市民」の三方良しで、不可能を可能にする
サイクルコーヒーは、徳島県内の市町村など、行政と協同して確実に人が集まる場所へ出店しています。市役所や県庁で開催されている「夕暮れ市場」にも!
個人事業主でありながら行政を動かせる理由は、福岡さんが提案する「三方良し」の仕組みにあります。
民間(出店者)がしっかり売上を立てられる。利用する市民が楽しめる。 場所を貸す行政は、開かれた行政施設になる。
「まずは自分が行政と取り組むことで、地域の自営業の方々にも『自分にもできる!』と火をつけたい」という熱い想いから、地域を盛り上げ、守るためのきっかけづくりを行っています。

福祉の未来と、コーヒー屋としての地位向上
福岡さんがお店を始めた背景には、障がいを持つ子どもの親御さんの「自分たちがいなくなったあと、この子を残していくのが心配。」という切実な声がありました。
将来のビジョンは、支援金に頼らず、障がいを持つ方々だけで自立して運営できるコーヒー屋さんを作ること。コーヒー製造という定型的な反復作業を活かし、「同情ではなく、味や人を目的にファンが来てくれるお店」を目指し、
まずはコーヒー屋としての社会的地位の向上に挑んでいます。

一杯のコーヒーから、地域の未来へ
珍しい豆のセレクトから、“おもてなし”の心、行政を巻き込んだ地域活性化、そして福祉の未来まで。
サイクルコーヒーが紡ぎ出すストーリーは、まさに人と地域を繋ぐ「サイクル(循環)」そのものです。
徳島の当たり前を塗り替える至極の一杯を味わいに、ぜひ足を運んでみてください。
↓CYCLE COFFEEのInstagramは下の画像をタップ
(お店のロゴの猫のイラストは、猫好きな福岡さんご本人によるデザイン)
●イベント出店のお知らせ●
8月に、TAG STORE イオンモール徳島店で開催される「TAGTAG MARCHE」にサイクルコーヒーさんの出店が決定しました!
当日は、徳島では滅多に出会えない珍しいコーヒー豆・粉の物販を行います。
(※会場での飲食・ドリンク提供はございません)。
お家でのリラックスタイムや大切な方へのギフトに、こだわりのコーヒーを選んでみませんか?
皆さまのお越しを、心よりお待ちしております!
詳しくはTAG STOREのInstagramをチェック!
