【GR Garage】86/BRZ Race 第4戦・第5戦レポート!in スポーツランドSUGO

2021-08-07

モータースポーツ×TAG

 

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感性を刺激せよ、感動を加速せよ!」を合言葉に、クルマ本来の魅力を再発見・再発信するべく徳島トヨタレーシングチームは今年も「TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race」に参戦いたします
マシンをグレードアップし、ドライバー菱井将文さんを筆頭に、昨年の経験を活かしチーム一丸となって念願の表彰台を目指しています!
今シーズンも、どうぞご注目・応援を頂ければ幸いです!!

 


 

いつも徳島トヨタレーシングチームを応援頂き、誠にありがとうございます!!!


7月24日(土) 25日(日)に、第4戦・第5戦が宮城県のスポーツランドSUGOにて開催されました!!
今回もチーム代表の大会レポートをご紹介します🔥


 



 

7月22日(木)



2戦連続で表彰台を獲得し、周りからトップチームとして認められてきた中でのレースとなった今回のSUGOは少し胸を張りながらもプレッシャーと緊張感が入り混じり、身が引き締まる思いでの会場入りとなりました。
さらに、菱井ドライバーは、今回も先週全日本ジムカーナをこなしてきたばかりで、2戦続けてのハードスケジュールとなっています。
ただ、先週のジムカーナでは見事優勝を獲得していますので、その勢いをそのまま今回のレースに生かしてくれれば!という期待も持たせてくれます。
そして今回のスケジュールは、フリーの走行枠がなく、水曜・木曜と貸し切りが入っており、思うように走れそうにないことから、その貸し切りに申し込み、走行会に混ざっての練習を計画するなど、レースに懸ける気持ちには微塵も浮かれた所はありません。
したがって今日はいつもと違い、午前中2時間・午後2時間の走行枠内で、自由にコースインできる走行となります。



 

 

走行時間内は軽四輪からスーパーカーまで入り混じり、約60台が走るコースは混雑しておりラップタイムは信憑性が薄いので、いつものようにコースに慣れることを第一の目的としました。
しかし、86/BRZレースの上位陣も混じっていたので比較対象にはなり、上位陣は皆考えることは同じなんだなと関心もしました。
 

 

7月23日(金)



天候は曇り。さすが東北と感じられ、やや暑さも和らいでいるようです。
今日は、午前中に30分の走行枠があり、そのあと午後からは専有走行が予定されています。


 

 

車の全体的な仕上がりはまずまずの手ごたえを感じていましたが、ブレーキの感覚がもっと良くなればもっといい走りができると感じ、ブレーキのセットを色々試してみました。
午後からの受付も無事終了し、専有走行へ。
 



 

専有走行の結果は5位でしたが、ユーズドタイヤを使用してのタイムであることなどからほぼ満足のいく内容でした。
そして、この3日間の走行データを確認しながら最終のブレーキセットも決めて車検も無事合格。
明日はいよいよ予選と第4戦の決勝!
今回は、土曜日に予選と第4戦の決勝、そして日曜日に第5戦の決勝と、2Day2大会となっています。

 

 

7月24日(土)



今日の天気は曇り時々晴れ。
東京オリンピックが開幕し、日本中がスポーツ一色となる中、モータースポーツ参加者も心なしか気持ちが高揚しているように感じます。
朝、タイヤマーキングを済ませ早々に予選の準備に入ります。




 

 

ドライバーズブリーフィングで注意事項を確認した後、予選開始です。
今回は、菱井ドライバーも気合い十分で、速いドライバーの後ろにつき引っ張ってもらいながら1/1000秒でもいいタイムを出そうという作戦です。

 




 

 

そして、予定通り現在のランキング3位のドライバーの後ろから、アタック開始です。

 


今日のタイムはいつも以上に重要になってきます。
それというのも、予選のファーストタイムが今日の決勝のグリッドに。
セカンドタイムが明日の決勝グリッドになるからです。
つまり、少なくとも自己のベストラップに近いタイムをもう一つ刻んでおかないと、明日の決勝グリッドが後方になってしまうのです。

 




 

ところが、前のドライバーが、後方菱井ドライバーの圧力に動揺したのかアタック2本とも第1コーナーで明らかなミス。
後方の菱井ドライバーも僅かに減速となり、2人揃って予選は5位と6位。
しかし、十分上位を狙える場所からのスタートなので、後悔よりも数時間後の決勝へスイッチを入れ直します。



そして、午後2時35分決勝スタート!今回は13週で争われます。





 

菱井ドライバーは慎重にスタートを決め、オープニングラップは6位をキープ。


その後、上位陣は集団を形成しながらも明日の決勝のことも考え、車とタイヤの温存も念頭に置きながら、決して無理をせず、隙あれば攻めるという状態でラップを重ねます。
ただしそこはアマチュアとはいえトップドライバーの集団です。
そうそう隙ができるはずもなく大きな動きのないままレースは終了。


菱井ドライバーは無事完走し、まずは6位入賞です!!

 

 

7月25日(日)



朝、6時にホテルを出発し、6時30分の車両保管解除を待って最後の決勝レースに臨みます。
天候は晴天。
東北とはいえさすがに晴れると日差しはきつく、あつい・・・
タイヤの内圧やガソリンの量をチェックし、レーススタートを待ちます。


 

そして、午前8時35分、第5大会決勝レーススタート。
今日の菱井ドライバーは、スタートか気合十分!




 

上々のスタートを切り、第1コーナーで4位に。
そして、その後すぐ、前を行くドライバーをかわし、オープニングラップで早々に3位に浮上!!!




 

 

そこから周回を重ねるごとに後方が少しずつ離れて行き、トップ争いは菱井ドライバーを含む3台に絞られてきました。
練習走行からタイムを比較しても十分トップが狙える競り合いに、見ているスタッフも力が入ります。
しかし、ここで想定外の強敵が菱井ドライバーを襲います・・・それは「暑さ」です。
照り付ける太陽は予想以上に車と車内の温度の上昇を招いたのです。


水温はみるみる上昇。耐火スーツにグローブ、ヘルメットに包まれ、ほぼ密室状態の車内は灼熱地獄と化してました。




 

少しずつではありますが、前との差が広がってきました。
ピットではスタッフも「頑張れー!」と心で叫びながら祈るような気持ちで最後まで走り切るのを願うばかりでした。
菱井ドライバーも、何とか前に食らいつこうと消耗する体力に鞭打って、厳戒の暑さにも関わらずヒーターを全開にして水温の上昇を抑え、エンジンパワーの維持を図ります。




 

そして、それ以上離されることも後方からの差を詰められることもなく、見事3位でフィニッシュ!!!!!!!!!!
ゴール後、表彰エリアに帰ってきた時には、精魂尽き果てた様子でハンドルに頭をもたれかけ外からはヘルメットの頭しか見えませんでした。



今回のレースは、東北とは思えないような暑さとの戦いでしたが、スタッフ一同誰一人弱音を吐く人も、体調を崩す人もなく、とても充実したレースでした。
全員が一丸となって頑張る熱い心は、真夏の暑さも吹き飛ばす強さあることを確信しました。
そして、だからこそ、表彰台に立つ菱井ドライバーとそれを見つめるスタッフの喜びは、今まで以上に熱いものでした。




 

次回は、十勝スピードウェイにて、8月28日(土) 、29日(日)に第6戦を開催予定!(※新型コロナウイルス感染拡大の状況により、スケジュールが変更になる場合があります。あらかじめご了承下さい。)


『 感性を刺激せよ、感動を加速せよ! 』を合言葉に、クルマ本来の魅力を再発見・再発信するべく、徳島トヨタレーシングチームは、残りのレースも全力で戦います!


引き続き、応援宜しくお願い致します!!🔥



 


 

徳島トヨタレーシングチーム

 

https://www.t-tokushima.jp/tagproject/ttr2021

 

GR Garage オートモール徳島

 

https://www.e-tokushima.co.jp/gr_garage.html

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