海陽町にあるカフェ&藍染スタジオ「in Between Blues」で、藍染体験をした様子をご紹介!
(※当体験は、2019年4月に撮影したものです。)
in Between Blues 代表
永原レキさんについて・・・
徳島県の伝統文化「阿波藍」と、自身のアイデンティティである「サーフィン」を掛け合わせて、「阿波藍」を広めようと活動されています。新しい視点とモノづくりを通して、徳島県の魅力を国内だけでなく世界に発信されている方です。永原さんは、海陽町宍喰にて藍スタジオ&カフェ「in Between Blues」に拠点を置き、活動されています。「in Between Blues」では、空と海をテーマにした雑貨も販売されています。
WORKSHOP START #in Between Blues
今回、藍スタジオで藍染体験をさせて頂きました。空と海が一望できる藍スタジオです。
恥ずかしながら藍染体験は初めてですが、永原さんよりとても丁寧に「藍」を教えて頂きました。
「藍を建てる」
藍染料を作るために必要なのは、天然藍の乾燥葉,藍の葉を発酵させて作る「蒅」,蒅(すくも)の微生物を育てるための「貝灰」,「灰汁」です。
「ウバメガシ」という固い木の灰汁が蒅(すくも)の微生物を育てるのにいいそうです。木がやわらかいと灰汁のph値が、微生物の生育に適した強アルカリ性を維持できません。
藍染スタート!
永原氏に教わりながら、染めていきます。
空と海を眺めながら、おしゃれな藍スタジオで伝統文化の「藍染」を体験。永原氏の「伝統文化を新しい視点、モノづくりで伝えていきたい」という思いが、藍スタジオから伝わってきました。
手も藍色に染まってきて、染師さんになった気分になりました。
2分ほど染料につけて→絞って→空気に触れさせて…この繰り返しをして、少しずつ出来あがってきました。染料自体は深い緑色ですが、空気に触れることで酸化し深い青になっていくそうです。
完成!
「藍」「サーフィン」「空」「海」青でつながるそれぞれの世界。どれも、自然を大切にしてこそ守り続けていかれるもの。
藍染は地球規模で存在していますが、染料の原料となる藍の葉の栽培や伝統的な染料方法を守っているのが、ここ徳島県です。自然にめぐまれた徳島県、そして受け継がれたものを守り続けようとしている徳島県の魅力を、「藍」を通して改めて感じることができました。
食べる藍
食用藍を使った紅茶、マフィン、マカロンを頂きました。
藍は栄養豊富だそうで、ポリフェノール、食物繊維、ミネラルが豊富に含まれているそうです。藍は、抗菌、消臭、防虫などの薬効が含まれ、漢方薬として活用されていました。
江戸時代には、「藍職人は病気知らず」と言われていたほどです。
■in Between Blues
〈住所〉
〒775-0501
徳島県海部郡海陽町宍喰浦字松原216-3
〈営業時間〉
11:00~17:00(火曜休み)
Tel:0884-70-1488
※現在は、新型コロナウイルス感染予防のためご予約のお客様のみご利用頂けます。
☟in Between Blues のホームページはこちらをクリック!
徳島トヨタホームページにて、永原レキさんについてご紹介させて頂きました▼
https://www.t-tokushima.jp/feature/active/ibb