徳島県には「阿波晩茶」という乳酸菌発酵茶があります。
カテキン・カフェインが少なく、少し酸味があるのが特徴的なお茶。
この阿波晩茶の生産地として有名なのが、徳島県上勝町。
先日、上勝町で行われる晩茶摘み体験に参加してきました🍃
この日はあいにくの雨。
ザーザー降りではなかったのですが、カッパを着て茶葉を摘むところからスタート!
枝についた茶葉を握り、その手を滑らせるように引いて茶葉を収穫します。
地元の方によると、カンカン照りの陽射しの暑い日よりは雨の方がマシですよ~とのこと。
午前中が茶摘みの時間だったのですが、確かに陽射しがキツい中では作業しきれなかったかもしれません…。
摘み取りの要領が分かると作業も進み、籠にはたくさんの茶葉が…
午前中の収穫を終えて、一旦お昼休憩🍚
外でお弁当を食べました!外で食べるご飯って美味しいですよね~~😋
お昼からどんな作業をするのか聞いてみたところ、
「午後からの方が大変です。ワークアウトですよ!」と。
…
まず、枝や実・花も一緒に収穫してしまっているので、茶葉だけを選り分け、
その選り分けた茶葉を大きな釜で茹でます。
次に茹でて柔らかくなった茶葉を摺る「茶摺り」。
現在晩茶を生産する農家さんでは、電動のものを使うところがほとんどだそうですが、
今回は昔ながらの製法を体験しましょう!ということで「茶摺舟」を使いました!
これがかなりの「ワークアウト」。(笑)
どう使うのかと言うと、茶摺舟の間に茹でた茶葉を置き茶葉を摺るように動かします。
この茶摺舟がとっても重たくて…
積んだ茶葉の量も多かったので、何度もこの作業をして茶葉を摺る必要がありました。
(案の定、次の日筋肉痛でした笑)
↓摺ったあとの茶葉
よく摺れていると、このように泡立つそうです!!
最後に摺った茶葉を樽に入れ、体重をかけて漬け込みます。
最後に殺菌作用のある芭蕉の葉やシュロの葉などを敷き詰め、その上に重しを置いて漬け込みます。
本日の体験はここでおしまい。
この後桶から出して茶葉を干す作業がありますが、それはまた後日。
私は徳島県民で、晩茶を飲んだことはありましたが
飲めるようになるまでの作業だこんなに大変だったとは知りませんでした…
美味しい晩茶を飲めるようになる日が待ち遠しい~~。
上勝晩茶協会の皆様、ありがとうございましたᐠ( ¨̮ )/